Alpine LinuxのwgetでJenkinsのジョブを実行する

結論
Alpine LinuxのwgetでJenkinsのジョブを実行するには、下記のようにURLにユーザー名とAPIトークンを含めます。
wget -O- https://USER:API_TOKEN@jenkins.example.com/JOB_NAME/token=JOB_TOKEN
はじめに
Jenkinsで”ビルド・トリガ”の”リモートからビルド”を設定してAlpine Linux(3.12.0)からcurlで実行しようとしましたが、Alpine Linuxにはcurlコマンドがデフォルトでは入っていませんでした。
curlが入っていない代わりにwgetがデフォルトで入っていましたが、Alpine Linuxのwgetはgnu wgetに比べてオプションが少なく、オプションでユーザー名・APIトークンを指定できないようです。
ユーザー名・APIトークンをURLに含めることでAlpine LinuxからもJenkinsのジョブを実行できたのでメモを残しておきます。
curlの場合
curlだと下記のように--userオプションがありユーザー名(USER)とAPIトークン(API_TOKEN)を指定することでジョブを実行できます。
curl --user USER:API_TOKEN https://jenkins.example.com/JOB_NAME/token=JOB_TOKEN
gnu wgetの場合
gnu wgetの場合はcurlと同様にオプション指定でいけそうです。
(-Oは出力先を指定するオプションです。-を指定すると標準出力に出力されます)
wget -O - --user=USER --password=API_TOKEN https://jenkins.example.com/JOB_NAME/token=JOB_TOKEN
Alpine Linuxのwgetの場合
Alpine Linuxのwgetには--user、--passwordオプションがないのでユーザー名・APIトークンをURLに含めて実行します。
wget -O - https://USER:API_TOKEN@jenkins.example.com/JOB_NAME/token=JOB_TOKEN
以上です。
 
      
     
       
       
      
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